NGO report

Japanese : 21世紀 日本に死刑は必要か?死刑執行停止法の制定を求めて

By Japan Federation of Bar Associations, on 8 September 2020



賛否が分かれる死刑制度2006年9月現在、死刑制度を維持している国は、世界で68か国です。死刑制度に賛成の立場からは、人の生命を奪った者が自らの生命を奪われるのは当然である、という応報的な考え方や、愛する者を奪われた被害者遺族の感情を考えれば死刑は必要である、死刑の威嚇によって犯罪を抑止することができる、などが死刑制度を維持すべき理由として挙げられています。一方、死刑を廃止している国は129か国。死刑制度に反対の立場からは、人権保障の観点から、たとえ国家であっても生命という究極の価値を奪うことは許されない、死刑は残虐で非人道的な刑罰である、とする考えや、誤判による死刑のおそれがあること、死刑に犯罪抑止の効果は実証されていないこと、などが挙げられています。

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